元STRATOVARIUSのギターで中心人物であったティモ・トルキがTIMO TOLKKI’S STRATOを結成した。
うれしいような、複雑な気分のような、この原因を探るっていこう。
ニュースソース
ニュースの要点
バンドのラインナップは3人で、以下の通り
ボーカル・ギター:ティモ・トルキ
ドラム:トゥオモ・ラッシーラ
キーボード:アンティ・イコーネン
初期の4枚目のアルバムまでのSTRATOVARIUSを構成した3人が集結し、3枚目のアルバムのタイトル”DREAMSPACE”をもじって”RETURN TO DREAMSPACE”というアルバムを10月27日に発売予定。
2022年夏に3人が出会い、2023年からリハーサルと新曲制作して、今後は全世界リリースとワールドツアー予定とのこと
ここが気になる
ベースがいないのはなぜ?
STRATOVARIUSの1stアルバム”FLIGHT NIGHT”ではユルキ・レントン、2ndアルバム”TWILIGHT TIME”ではヤリ・ベヘム、3rdアルバム”DREAMSPACE”と4thアルバム”FOURTH DIMENSION”ではヤリ・カイヌライネンが務めた。
なんならヤリ・カイヌライネンはその後も在籍し、11thアルバム”STRATOVARIUS”までベースを務めた。
ベースは3人もいたから選べなかった? 険悪なムードだった?
レコーディングは誰がするのかな? ゲストミュージシャンなのか、ティモ・トルキが弾くのか。
ボーカルは?
4thアルバム”FOURTH DIMENSION”では専任ボーカルのティモ・コティペルトが加入した。それまではティモ・トルキがギター兼ボーカルであった。
管理人的にはティモ・トルキの声も悪くないけど、やはりティモ・コティペルトがいい。
「初期の4枚目のアルバムまでのメンバーで」と言われるとティモ・コティペルトが参加してもいいような気もするけど、STRATOVARIUS脱退劇もあり、難しいのだろう。
この企画は?
この手の企画は、実は初めてではない。2009年にも今回の3人にベースのヤリ・カイヌライネンを加えて、PROJECT STRATOとして”DREAMSPACE”の再録をするとか、新作で”RETURN TO DREAMSPACE”を出すと言っていた。
しかし、実現することなく消えていた。
ティモ・トルキはどんな人?
2020年にINFINITE VISIONSを結成したときに、彼の来歴や音楽性、人物像をまとめたのでこちらをどうぞ。
言いたいことは最後に。
初期の名曲は?
なんだかんだと書いてきたが、この辺も確認しておきたい。
初期STRATOVARIUS(管理人的にはティモ・トルキがボーカルを取っていた時代と定義)の名曲は?
クサいメロディがいいよね。ちょっとB級なところも味だよね。ただし、今の年齢からこのサウンドは厳しいかも。
まとめ
管理人的には、新しいメンバーと組んだINFINITE VISIONSがうまくいかず解散して、かつての栄光にすがったようなTIMO TOLKKI’S STRATOがアルバム発売とは、金銭的なにおいがプンプンして残念だ。
ティモ・トルキ自身が経済的に厳しいようで、藁にもすがる思いなのかもしれないが。
とはいえ、作る曲は一級品。アルバムが出たら聞いちゃうんだろうなぁ。
そして、ボーカルがティモ・トルキ以外ならもっといいのになって小言を言っている未来が見えてしまう。
若いメンバーと組んだINFINITE VISIONSのほうが未来があったような気がするんだけどなぁ(未練がましい)
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