SENTENCED アルバム紹介

Review
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SENTENCED(センテンスト)はフィンランドのノーザンメランコリックメタルバンド。

1991年にデビューしたときはデスメタルであった。その後ボーカルとベースを担当したタネリ・ヤルヴァが脱退し、ヴィレ・レイヒアラがボーカルとして加入した4thアルバムからゴシックメタルへと変化した。

2005年に解散声明を発表し、8枚目にしてラストアルバムをリリースし、ラストコンサートを実施した。

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アルバム紹介

CRIMSON (2000年)

おすすめ度:☆☆
6thアルバム。とにかく#6″Killing Me, Killing You”という名曲を収録のアルバムという表現に尽きる。冷たく悲しいサウンドが絶望感を生み、くせになる。ほかの楽曲は求心力に欠ける。メロはいいけど、構成がイマイチとか。間奏パートが面白味に欠けるとか。陰鬱なダウナー系のサウンドが強烈であるが、管理人的にはエッジの効いたリフとか、ポップス寄りのメロとか、もう少しほしい。

THE COLD WHITE LIGHT (2002年)

おすすめ度:☆☆☆☆
7thアルバム。短いSEのインスト#1からの#2の流れでノックアウト。リフのメロ、慟哭のサビ、ラストのギターソロといい良曲。#3、#4もアップテンポで、#5でしっとりさせつつ最後に盛り上げて、#6の良曲へつなげる。サビが力強い#8、ピアノが主導する#9など心にしみる。
歌メロの充実さ。ギターソロが歌えると表現できるほど、覚えやすく心に残る。最高傑作と呼ぶにふさわしい名盤。

THE FUNERAL ALBUM (2005年)

おすすめ度:☆☆☆
8thアルバムでありラストアルバム。スラッシーなリフでノリノリな#1で始まり、ガッツポーズ。#2もパワフルな疾走チューン。#5はスラッシュメタルのような短いインスト。#7のヴィレの慟哭ボーカルから始まるのもかっこいい。#12のアコギ1本の短いインストを経て、#13の感動的なフィナーレを迎える。歌が終わってからの間奏パートの充実さ。エンドロールの流れる光景が目に浮かぶ。
なぜ解散か、そう思えるぐらいの力作である。

MV紹介

SENTENCED – Killing Me Killing You

このバンドを語るうえで、絶対に外せない楽曲。アルバムとは別バージョン。

SENTENCED – No One There

名盤のラストを飾る楽曲。サウンドだけでなく、MVからも悲愴感が伝わってきて、鳥肌が立つ。

SENTENCED – Ever-Frost

ラストアルバムから。楽曲の力強さ。そして、MVで埋葬しているものは・・・。


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