管理人の2020年初のライブはライブストリーミングで。
Angelo -Acoustic Live Streaming「NEOPHASE」-
2020年6月7日
目次
ライブまで
Angeloのリーダーでボーカルのキリトがこのライブにかける思いは、以前の記事で紹介済み。
今回の事態がパラダイムシフトを引き起こすかもしれない。そのときにバンドが生き残るための方法としてこのライブを設定した。誤解を招かないように補足しておくと、キリトは自身のお金儲けのためではなく、ミュージシャンとしてファンのエンターテインメントを供給し、それに見合う価値の金銭をもらい、バンドメンバーやスタッフ、会社の従業員を養うためである。
バンドの収益はCD・DVD販売、ライブ開催、グッズ販売などがある。それぞれの比率がどのようなものか、インターネットで検索すれば情報が出てくる。ライブの占める割合は決して小さくないはずだ。そのうえ、バンドにとってライブはファンの前で直接表現できる大事な場である。今回の事態を受けてライブで人が集まることが禁止となれば、金銭的にも精神的にも痛手である。
新しいライブの形として、キリトが選んだのは「ライブストリーミング」であった。今回がバンド初の試み。さぁ、どうなるか様子を見てみよう。
ライブ
17:30 ZAIKOのページへアクセス。特に混雑なく、すぐライブのページにアクセスできた。
コメントにあったが、ライブストリーミングだと全員が最前列という特別感が味わえる。これはよさそうだ。
画面配置に悩むな。第一優先はもちろんライブ映像だが、ライブチャットのコメントも見たい。
ライブストリーミングだと、遠方からの参加の移動がなくて楽かもしれない。世界中どこからでもインターネット回線さえあれば参加できるのだ。
17:50 参加者が700人を超えた。
行儀ついて無視すれば、部屋着のまま、ごはんを食べながら、ゴロゴロしながら見ることもできる。年齢を重ねるとライブ中にずっと立っているだけで疲れるのでありがたいかも。
なるほど、PCでライブ映像を見て、スマホでライブチャットを見る手があったか。
18:00 いきなりスタート！
1. ACTIVATE RESONATE
2. 光の記憶
3. 薄紅の欠片
MC
4. Speak to deep colors
5. ホログラム
MC 1600人突破
6. Umbilical cord
7. 止まない雪
8. Voice of the cradle
9. 螺旋
MC
10. CRUELWORLD
11. SEE YOU AGAIN
MC（本ライブのDVD化、ライブストリーミング第2弾発表）
12. A new story
圧倒的な映像と音声のクオリティの高さ。DVDで見ているレベルだった。
音が割れることもないし、5人の音、コーラスまでもがしっかりと聞き取れるし、バランスがよかった。1つ文句を言えば、キリトのMCのとき音が小さいくらいだ。
映像もカメラが8台使っていたと思われる。全体1台、キリトとギルがそれぞれ2台、KaryuとKOHTAとTAKEOがそれぞれ1台ずつだ。5人が丸くなって、アコースティックライブだから、ほんのり薄暗い感じでだった。カメラワークも秀逸で、メンバーの決めのタイミングで映してくれた。
Angeloのライブが初めてで、それがアコースティックライブだったわけだが、ミドルテンポやバラード曲が好きだったから最高だった。ボーカルメロディのよいバンドだから、アコースティックアレンジしてより一層よさが際立った。キリトの慟哭がサウンドに合う。高齢V系バンドとキリトは言うが、メンバーの演奏が本当にうまい。ミスした様子は見られなかった。よいものを見られた。
ソロのライブのときに心配していたが、今夜のキリトの肌つやよかった。
ACTIVATE RESONATE
まとめ
ZAIKOでのライブ配信のクオリティの高さを感じることができた。だからこそ、Angeloは次のステージへ。
Studio Live Streaming「NEOPHASE Ⅱ – The switched world -」
これからも楽しみだ。
こちらも参加し、レポートをしているのでよかったらどうぞ。
本ライブの内容を伝えるネットニュース
コメント
レポありがとうございます！
学生の頃にキリトを好きになって20年です。
キリちゃんの哲学的なところ、経営者としての顔にまで言及してあるブログに初めてあい嬉しくなってコメントさせて頂きました。これからもブログ楽しみにしています！
>>1
コメントありがとうございます。
20年はとてもすごいですね。私は15年前から友人から借りた”ID Attack”がスタートでした。去年のキリトOfficial YouTubeチャンネルがきっかけで、哲学的なところや経営者であるところにとても感銘を受けて筆を執るようになりました。
拙いところもあると思いますが、彼の作品を自分なりの解釈で紹介できればと思いますので、よろしくお願いします。
ご返信ありがとうございます。
「ID attack」の頃からご存知なんですね！
拙いなんて、とんでもないです。
私は思うことを上手く言語化できないので、詳細に伝わりやすく纏められているRIUさんの文章や、あちこちに話題が飛びながら(笑)1人で話し続けるキリトを尊敬してしまいます。
こちらこそ、よろしくお願いします。
>>3
うれしいお言葉をありがとうございます。日々精進いたします。
「あちこちに話題が飛びながら(笑)1人で話し続けるキリト」に思わず微笑んでしまいましたが、私も「深夜で切人」を聞いてそう思いました。キリトはかっこいいし、すごいなぁと思います。