カイ・ハンセンの息子在籍のバンドINDUCTION

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2020/5/2 追記 ギタリスト2名以外のメンバーが脱退。詳細は記事下部参照。

カイ・ハンセン、ドイツのHELLOWEENの元ギタリストで、メロディック・スピードメタルというジャンルを開拓した男である。この手の音楽が好きな人間からしたら、神とあがめる存在だ。

そんな彼の息子、ティム・ハンセンが在籍するバンドINDUCTIONが自主製作で2019年12月23日にデビューしていた。そのサウンドを聞いてほしい。

Mirror Make Believe (My Enemy) – ft. Kai Hansen


いきなりカイ・ハンセンが歌う始めるというなんとも豪華なMVだ。カイは若き日のBLIND GUARDIANやANGRAの楽曲に参加しており、後輩育成に注力しているイメージがあるが。その点でいえば、今回は自分の息子が在籍するので、一入だろう。
シンフォニック・メタルで、ボーカルはトビアス・サメットに近いのでEDGUYだ。自主製作とは思えない高いサウンドプロダクションに、この疾走感のある楽曲、すごいバンドが出てきたものだ。ティム・ハンセンは単髪のギタリストのほうである。

今更の紹介になったのは、あまり情報がなかったので見逃していたためである(言い訳)。それも国内リリースは自主製作から遅れること2か月の2020年2月26日だ。

INDUCTION / Induction
インダクション / インダクション

これほどのバンドのデビューでも、扱いが少なかったのがショックだ。サウンドも高く、そしてレジェンドであるカイ・ハンセンの息子が在籍するという話題性も抜群だ。もっと知ってほしいなぁ。

Pay The Price

彼らは認知度アップのためか、アルバムの楽曲をすべてYouTubeにアップしている。より多くの人に楽曲を聞いてもらい、そしてCDアルバムの購入やライブに足を運んでもらえるように。


(画像をクリックすると楽天市場に飛びます)

2020年5月2日 衝撃のニュースが飛び込んできた。ギタリスト2名を除く、ボーカル、ベース、ドラムの脱退である。

ページが見つかりません

これからというときに・・・。中心人物であるマーティン・ベックと、カイ・ハンセンの息子ティム・ハンセンが残っているとのこと。脱退理由はスケジュールが都合というが。まだ、若いバンドなだけに、昨今の世界情勢を憂慮して、とか? バンドはFacebookでボーカル、ベース、ドラムの募集を始めた。

やめた3人もFacebookで声明を出している。

ニック・ホルマン(ボーカル):2014年にマーティン・ベックと二人で始めて、バンドになり、素晴らしいアルバムを出せてよかった。ツアーもよかった。スケジュールの都合がつかず、別のプロジェクトに注力したいし、INDUCTIONの邪魔になりたくないから、脱退する。それが自分にとっても、INDUCTIONにとってもよいことだと信じている。

ヴェルナー・エルクレンス(ベース):INDUCTIONに参加でき、素晴らしいアルバム、そしてツアーで誇りに思う。ほかのバンドとのスケジュールが合わず、脱退することが最善と判断した。

ショーン・ブランデンブルグ(ドラム):2017年にINDUCTIONの曲を聴き、加入を決断した。才能のあるバンドである。時間がないこと、各種依頼、さまざまな音楽の探求のため、INDUCTIONに全力投球できない。INDUCTIONの3人脱退という改革はバンドにもファンにも最善の策である。

2022年1月10日に新しいメンバーが発表された。下記の記事を参照されたい。

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