Angelo – “REBIRTH OF NEWBORN BABY” アルバム紹介

Review
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2006年に解散したヴィジュアル系バンドPIERROTのキリト(ボーカル)、KOHTA(ベース)、TAKEO(ドラム)によって結成されたバンドAngeloの2007年のデビューアルバム。2021年はバンド結成して15周年という記念の節目となる。今更感はあるが、アルバムを紹介していきたい。

このアルバムは一聴しただけではわからないかもしれない。即効性のある曲というよりかは、どちらかと言えば聞きこむことでじわじわとくる。それも中毒性が高く、キリトの術中にはまったなと思う。特に中盤がお気に入り。8曲目以降から終盤にかけてはライブ映えするアグレッシブな楽曲がそろっている。合計60分であり1曲平均5分と、近年に比べるとボリュームの多い内容となっている。

作詞・作曲は特に記載がないが、おそらくキリトだろう。ギターサポートはTORUxxxである。

1 異境に咲く花
シンバルとキリトの歌のみで静かに始まるが、アグレッシブなBメロ、印象的なサビである。ギターはサポートメンバーであるがサウンドの中心にあり、これがAngeloのスタイルなのだろう。

2 REBORN
ベースソロから始まり、キリトのシャウトで幕を開ける。1stシングルである。

3 白昼夢
イントロの複数のギターが奏でるサウンドがにぎやかだ。サビのキリトの気張った感じの歌い方もいいね。

4 EASTER AGAIN
特徴的なギターリフの曲。特筆すべきは中毒性のあるサビで、メロディと歌詞がとてもマッチしている。アルバムで一番好きかも。

5 HALLUCINATION
浮遊感のあるギターアルペジオ、ダンサブルなサビで曲名の通り「幻覚」をよく表していると思う。

6 DARK SNOW
キリトのロックバラード。どうしてこんなに感情を揺さぶられるのだろうか。シンプルにまとまっているからこそストレートに曲のよさが伝わってくる良曲。

7 WINTER MOON
鐘の音が印象的な疾走曲。TAKEOのドラムが気持ちいい。2ndシングルである。

8 DANCE
KOHTAのカリっとしたベースの音が特徴的だ。ミドルテンポでアグレッシブなリフを繰り返すところがDANCEっぽい。

9 MORE PAIN
こちらもアグレッシブなギターリフの曲。シンプルでありながら、重厚感のあるギターがかっこいい。

10 HOLOCAUST
コーラスが印象的でライブ映えする曲。ギターリフやサビメロがノリノリでいい。

11 SCRAP
アグレッシブなギターリフ、キリトのシャウトがより一層激しい曲を演出する。

12 SQUALL
スコールの名のとおり速いテンポの曲。サビの歌メロとギターバッキングの刻みの掛け合いがいい。爽快感がありアルバムの終わりにふさわしい。

管理人のおすすめ曲
1 異境に咲く花、4 EASTER AGAIN、5 HALLUCINATION、6 DARK SNOW、7 WINTER MOON

15周年ということで、そろそろベストアルバムの発表があるのではないかと期待している。PIERROTのころから、そしてAngelo初期からのファンはベストアルバムと言われてもピンとこないかもしれない。しかし、最近ファンになった人やまだファンじゃない人には「これを聞けばAngeloがわかる」というアルバムがほしいところではないか。管理人的にはベストアルバムよりもオリジナルアルバムがよいが、人にすすめるときのアイテムとしてベストアルバムのよさはあると思っている。

Music Lounge INTERVIEW - Angelo -

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