STRATOVARIUS – “ETERNAL” アルバム紹介

Review
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STRATOVARIUS(ストラトヴァリウス)はフィンランドのヘヴィメタルバンド。彼らが2015年に発売した通算15枚目のスタジオアルバムが本作である。

リーダーでギターのティモ・トルキが抜けて、マティアス・クピアイネンを迎えて新生STRATOVARIUSになってから4作目になる。2009年の”POLARIS”、2011年の”ELYSIUM”、2013年の”NEMESIS”と2年ごとにコンスタントに発表してきた。またアルバム名が英語で7文字というこだわりも、この新生STRATOVARIUSが大切にしている要素だ。

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曲の紹介

  1. The Eternal Dream
    MVであったこの曲だが、実を言うとこのブラスの音とメロがいかにも崖っぷちな絶望感という印象を受けて管理人的には微妙であった。サウンドはわかりやすいメロスピチューンになっていて、ティモ・トルキ時代のファンでも楽しめるはずだ。
  2. Shine In The Dark
    ヤニ・リーマタイネンのペンだとわかる歌メロ重視に(ティモ・コティペルトと共作)、STRATOVARIUSの高い演奏技術を掛け合わせてできた美旋律疾走系の名曲だ。
  3. Rise Above It
    スリリングなイントロで始まる曲。サビは握りこぶしを高々に掲げながら歌う様子が思い浮かぶ。最後のサビの畳みかけはグッとくるものがある。
  4. Lost Without A Trace
    ミドルテンポのナンバー。後半にかけて盛り上がっていくところがドラマチックだし、惹きつけられるメロを持っている。
  5. Feeding The Fire
    哀しく疾走するチューン。ティモ・コティペルトの声にマッチするメロだ。
  6. Endless Forest
    日本盤ボーナストラック。シンセのインスト。樹海みたいなイメージだからかメインメロがループする作りになっている。アルバムの雰囲気にあっているが、蛇足感が強い。
  7. Giants
    日本盤ボーナストラック。ザクザクギターで始まるのがちょっと彼ららしくない。Bメロやサビでキーボードの存在感が強い。間奏ではギターとキーボードのバトルやハーモニーが聴けるが、アルバムの雰囲気とは異なるため浮いた感じがしてしまい、ファンサービスととらえるべきだろう。
  8. In My Line Of Work
    ティモ・コティペルトとヤニ・リーマタイネンの共作。歌メロ重視でグイグイと引っ張っていく感じがとてもいい。
  9. Man In The Mirror
    サビの裏のキーボードのアプローチが新しい。大ベテランのイェンス・ヨハンソンがこの年齢になっても挑戦的なのも新生STRATOVARIUSの味になっている。
  10. Few Are Those
    ティモ・コティペルトとヤニ・リーマタイネンの共作。哀愁漂うリフのメロと、サビね。ティモ・コティペルトの声がまたマッチしていて、グッとくるよ。
  11. Fire In Your Eyes
    ピアノでバラードの曲ってSTRATOVARIUSでは初? 珍しい気がする。途中バンドサウンドも入って、最後はピアノとボーカルでしっとり終わる。
  12. The Lost Saga
    11分越えの超大作。これが聴き始めるとそのドラマチックな展開に吸い込まれて気づけばあっという間に終わってしまう。ティモ・トルキ時代の一発の即効性はないが、メロは良質だし、作りこみがすごくて何度も聴いてしまう。

MVの紹介

STRATOVARIUS – My Eternal Dream
Stratovarius “Shine in The Dark”

まとめ

前作で見せた新しさは減退し、往年のサウンドに近づけてきた。それを後退したと見るか、原点回帰と見るかは人によるかもしれない。

ヤニ・リーマタイネンのインプットが素晴らしいし(”Shine In The Dark”は名曲だ)、バンドがプログレに走り過ぎず、ちゃんとティモの声を生かし、彼を中心とした楽曲を作っていることがいい。

前作もよかったけど、今作もやっぱりいいよねってなるのがこのバンドの安定感であり、すごさかも。

初回限定盤のライブDVDはLoud Park 13の様子を収めたもので、素晴らしいパフォーマンスであったので一見の価値あり。手に入るなら、初回限定盤をおすすめしたい。

STRATOVARIUSが、管理人のお気に入りのバンドであることを差し引いても、高品質なアルバムでおすすめできる。


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