2019年の最大にセンセーショナルな分裂をしたCHILDREN OF BODOMのベースであるヘンカ・ブラックスミスが新しいバンドMOON SHOTを始めた。
HPによれば、メンバーは次の通り。
ボーカル:ヴィレ・マルヤ(LAPKO)
ギター:Jussi Ylikoski(元DISCO ENSEMBLE)
ベース:ヘンカ・ブラックスミス(元CHILDREN OF BODOM)
ドラム:Mikko Hakila(元DISCO ENSEMBLE)
2019年春にCHILDREN OF BODOM脱退が決まって、その話を聞いた3人に誘われて結成されたようだ。サウンドはLAPKOやDISCO ENSEMBLEでやっているオルタナティブ・ロック。CHILDREN OF BODOMのようなメロディック・デス・メタル要素は皆無のようだ。
バンドの紹介動画
LAPKOは日本で1枚アルバムがリリースされ、1度来日している。DISCO ENSEMBLEは日本に来ていない。
バンド名のMOON SHOTとは英語で「月ロケット打ち上げ」を意味する。特に由来は明言していないが。
ヘヴィメタルにおいて、ベースというとバンドでは目立たない、おとなしいイメージだ。IRON MAIDENのスティーブ・ハリスやMR. BIGのビリー・シーン、RED HOT CHILLI PEPPERSのフリーなどは特例だろう。ヘンカ・ブラックスミスの例にもれずCHILDREN OF BODOMでおとなしかっただけに、1番乗りで次のバンドの話題が出てきたのは意外かもしれない。同じタイミングで脱退したヤンネ・ウィルマン、ヤスカ・ラーチカイネンと一緒に新しいバンドをやるのかと思っていたので、そこも意外だった。正直なところCHILDREN OF BODOMのファンやヘヴィメタルのファンが好むサウンドとは異なるので、反響も少ない気がする。
日本でのアルバム発売は難しそうで、今後疎遠になっていきそうだ。と言っても、最近はCDアルバムではなくストリーミング配信へとパラダイムシフトが起きつつあるので、関係ないかもしれないが。
残りの元CHILDREN OF BODOMメンバーがどうなるのか、様子を見てみよう。
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