茅原実里 アルバム紹介

Review
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2021年いっぱいで歌手活動休止を発表している茅原実里のラストライブがいよいよ次の週末である8/7、 8に行われる。河口湖ステラシアターでの夏のライブは2009年から開始して13年連続となる。管理人はファンクラブに入っていた当時、2017年のライブに参加した。歌手としてライブを行ってきて98回目のライブで、全編アコースティックというライブであった。いい思い出である。それはさておき、執筆しようと思ってなかなかできていなかった茅原実里のアルバム紹介をしてみようと思う。

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“HEROINE” (2004年)

事実上の1stアルバムであるが、歌手活動再開後である次回作”Contact”から1番目と数えているため、特殊である。歌手活動再開後からのかっこいい女性シンガーのイメージではなく、声優がかわいく歌ってみました的な要素が強い。ファンならおさえておきたいアイテムではあるが、万人受けするとはいいがたい。

“Contact” (2007年)

1stアルバム。1stシングルの#4″純白サンクチュアリィ”は茅原実里が大切にしていると思われ、ライブでは定番である。打ち込みのリズムに、ギターやバイオリンが入るサウンドはここから始まった。#2や#11などテンポの速い曲もある。#6のおしゃれダンサブルな感じの曲もいいね。全体的にアップテンポで聴きやすい。

“Parade” (2008年)

2ndアルバム。#5はライブ映えする旗曲(旗を振って盛り上がる曲)。#10はテレビアニメ『喰霊-零-』のオープニングとなったシングルの新たにイントロを追加したバージョン。話題性もあり、楽曲も充実した作品。#2、8、11、12とアップテンポな曲が多いのも魅力的。

“Sing All Love” (2010年)

3rdアルバム。#1~4とアップテンポな曲で入りよし。#13はドラム録音を入れたバンドサウンド。#14は茅原実里が初めて作詞した。2ndアルバムから正常進化しているのだが、決め手に欠いたちょっぴりおしいアルバムだ。

“D-Formation” (2012年)

4thアルバム。Dはデジタルやアルファベットの4つ目の意味をかけていると思われる。デジタル感を押し出した楽曲が多い。#8は語り調がある楽曲。#10は鬼のようなバイオリンソロが聴けるなかなか面白い曲。#11はテレビアニメ『境界線上のホライゾン』オープニング曲。#14はライブの定番曲で、夏らしいアップテンポなバンドサウンドがよい。一見、浮いているように見えるラストの#14だが、デジタル世界から現実に帰ってきたみたいなストーリー性を感じて、そこもよい。

“NEO FANTASIA” (2013年)

5thアルバム。バラエティに富みながらも統一感のあるアルバムとなっており、管理人の一押し。#3のアニソンチックなものもあれば、#5は茅原実里が作詞した隠れた名曲的なバンドサウンドの曲もあり、#10、#11、#12のアニメオープニング曲ラッシュでアルバム後半もだれることなく突っ走る。特に#12「境界の彼方」はバンドサウンドに哀愁感漂うピアノが入った茅原実里の名曲である。ジャケットもきれいでよし。

“Innocent Age” (2016年)

6thアルバム。恋や愛をテーマに製作したアルバム。デビュー時の打ち込みは姿を消し、人が録音したことによる温かみのあるサウンドが特徴的。前作でつかんだバンドサウンド+ピアノでいうと#6、#15があり、これも良曲。#7のサビのコード進行が好き。中にはかわいく歌う系もあり、これは好き嫌い分かれるかもしれない。

“SPIRAL” (2018年)

7thアルバム。2021年現在、最後のオリジナルアルバムとなっている。外部ライターやドラムを含めてミュージシャンを起用していた前作までの流れから一転、菊田大介がほぼ作曲し、ドラムが打ち込み中心と戻ってしまった。これはサウンドの変化とポジティブにとらえるべきか、それとも売り上げ減少による経費削減とみるべきか。タイアップが減って楽曲の自由度が増したが、管理人的に好きな方向性ではないのと決め曲の欠如がつらいところ。

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