Angelo – “PSYCHE” アルバム紹介

Review
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Angeloの7thアルバム。2014年発表。

ギターのフレーズが格段によくなった。とがっている。ヘヴィでアグレッシブなリフに頼らず鋭く攻撃的な感じ。新しさを感じるのは2曲目までで、3曲目からは従来のAngeloらしさもある。7曲目以降はある種やさしささえ感じる。

前作でのもやもや感は解消されつつも、欲を言えば序盤や終盤のクオリティを中盤にもほしかった。かっこいいだけにおしい。ギター2人が加入して3作品目、いよいよAngeloとして完成されてきた傾向がみられていい。

ソングライティングはキリト5曲、Karyu5曲、KOHTA1曲。

01.Deep Psyche
Karyu作曲。イントロのギターリフが斬新だ。ギターがとがっていてかっこいい。新しいAngeloの幕開けだ。

02.SCARE
Karyu作曲。リフがいい。疾走するサビメロもいい。ギターがかなり主張する間奏パートもかっこいい。

03.PERFECT PLAN
Karyu作曲。彼らしいヘヴィでアグレッシブなギターリフ。サビの裏のTAKEOのドラムがハイライトかも。

04.THE CROCK OF ULTIMATE
キリト作曲。こちらもアグレッシブなギターリフでゴリゴリ系。

05.連鎖
KOHTA作曲。ヘヴィなミドルテンポのナンバー。

06.Climax Show
キリト作曲。Aメロの鋭いフレーズに、Bメロのヘドバン、サビでキリトらしい疾走するメロディが面白い。金物のキンキンという音が癖になる。

07.声にならない声
キリト作曲。ミドルテンポの悲しい感じがするんだけど、奥底に力強さも感じる曲。サビメロがインパクトある。その裏のギターの単音メロとのハーモニーがいい。

08.SCENARIO
Karyu作曲。シンプルなギターリフでゴリゴリ推し進めて、キリトのシャウトが乗る。ロボットや軍隊が一糸乱れず行進するような感覚を受ける。

09.PRAY
キリト作曲。ギターのアルペジオで始まるバラード。「せめて願わせて」のフレーズがいいね。ピアノがアクセントになっている。「辛くて苦しくて哀しいこの世界だからこそ意味があると伝えたくて」というところがキリトらしい。

10.報いの虹
キリト作曲。MVのイメージ通りの明るい陽射しが似合うSEで始まるイントロ。何度も聞くうちのこのサビメロが癖になる。変化の先にあるものを目指していく意志の強さを感じる。

11.A new story
Karyu作曲。TAKEOのドラムフレーズを前面に押し出した曲。キリトが大切にしてきたテーマがこの歌詞にまとまっている。ぶれずに貫いてきた信念がここにある。

管理人のおすすめ曲:
01.Deep Psyche、02.SCARE、09.PRAY、10.報いの虹

DVDにはショートムービーが収録された。キリトが悪魔みたいな役で出演し、短いながらも「得体の知れない恐怖」みたいなものを植え付けられるそんな作品になっている。

インタビュー記事

【インタビュー】Angelo、アルバム『PSYCHE』完成「残酷に響くかもしれない」 | BARKS
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