かけ合わせで新しい音楽を生み出す ヘヴィメタルの例

MUSIC
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新しいものを作りだす、イノベーション・改革を起こす、そんなときに出てくるひとつの技として「かけ合わせ(かけ算)」がある。

車の例で言えば、トヨタが1997年に出した世界初の量産ハイブリッド車であるプリウスは「エンジン×モーター」で動く。エンジンの苦手とする低速領域ではモーターで走り、モーターが苦手とする高速領域ではエンジンで走り、パワーが必要なときはエンジンとモーターの両方を使う。結果はどうか。ハイブリッド車は2020年には全世界で1500万台を突破するほど売れた。

2022年のニュースで、自動車のホンダとエンターテインメントのソニーが高付加価値の電気自動車(BEV)を開発するために手を組んだ。2025年に販売を予定しているが、きっと画期的な車(もしかしたら車の域を超えてモビリティとなるものかもしれない)を出してくれるはずだ。

ヘヴィメタルでもそういう例がある。見ていこう。

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ANGRA

ブラジルのバンド。「メロディック・スピードメタル×シンフォニック×民族音楽」で孤高の存在へ。

Angra – Time

AMORPHIS

フィンランドのバンド。デスメタルにメロディ要素を追加、もともとのデスボイスボーカルだけでなく、クリーンボーカル専任者を加入させ、より強力に。「デスメタル×メロディ×クリーンボーカル」

Amorphis – Against Widows

NIGHTWISH

フィンランドのバンド。「メロスピ×女性オペラボーカル×シンフォニック」さらにベースによる男性ボーカルが追加され、唯一無二のバンドへとなった。

Nightwish – Wish I Had An Angel

CHTHONIC(ソニック)

台湾のバンド。「メロディック・デス・メタル(ブラックメタル)×二胡(民族楽器)」。さらに女性ベーシストがいることも特徴。

CHTHONIC – 49 Theurgy Chains

まとめ

かけ合わせで新しい音楽(ヘヴィメタル)を生み出す、管理人の好きなバンドで紹介してみた。何かと何かをかけ合わせで、新しいものが生まれるだけでなく、それが個性になっている。

音楽のヘヴィメタルの例、序盤に車の例を挙げたが、これは会社や個人にも当てはまる。例えば、発明家×経営者となった松下幸之助(パナソニック)、本田宗一郎(ホンダ)もそうだ。

新しいものを生み出す、唯一無二の個性・特徴を生み出すひとつの手法として「かけ合わせ」がある。個人でもバンドでも、その他のことでも「かけ合わせ」をすることで、差別化を図り、新しい価値を生み出せる。

なにかの参考の一助になれば幸いである。

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