HYDE LIVE 2019
@Zepp Nagoya
2019/7/24
<ライブまで>
L’Arc~en~Ciel、VAMPSのボーカルhydeのソロ。
いずれもライブのチケットは満員御礼で参加できなかった。
今回はHYDEとして、しかも平日ということもありチケットが入手できた!
ちなみに名古屋の日曜日は即完売、東京は平日も即完売だった。
死ぬまでにHYDEのパフォーマンスを生で見たいと思っていたのでうれしい。
18:30ぐらいに会場につくと、長蛇の列。
会場からJRの高架下をくぐり、南の方まで。
物販コーナーをチラ見してから、入場の列の最後尾に並んだ。
20分もしたら、中に入れた。
ビールを一気飲みして、ステージから数えて3つ目のドアから会場へ。
すでに大勢が待機状態だったので、そのまま中央からやや右に収まる。
<ライブ>
暗幕にデジタルの時刻6:56の表示。
そして、6:60(=19:00)からSEが変わる。
チケットにあった開始時刻19:06ってなんだろうと思ったら、
6:66(悪魔の数字、HYDEの2ndアルバムの名前でもある)だった。
“WHO’S GONNA SAVE US”でスタート。
EDM系でHYDEとして新しい楽曲。
2018年のソロ再始動第1弾シングル。
バンドアレンジもカチッとはまっていて、ノリノリ。
ステージには攻殻機動隊の中華街のような、
“WHO’S GONNA SAVE US”のMVの世界に入り込む。
“AFTER LIGHT”から観客も掛け声で参加できるロックなナンバー。
最新アルバム「anti」のリード曲で、HYDE曰く第2形態。
基本的には最新アルバムからの曲だが、
一部VAMPSの活動休止直前のアルバム「UNDERWORLD」からも。
HYDE第2形態にあった楽曲のチョイスとなっていて、
というかVAMPSの「UNDERWORLD」からの流れをHYDEに持っていっており、
腕を上げる、叫ぶなど全員で盛り上がる曲になっていた。
ピアノ・ソロからの”ZIPANG”の流れも秀逸。
あれだけシャウトして、ステージ上を動き回る50歳とかすごすぎる。
「anti」は招待状で、ライブ会場に来てみんなで「anti」を完成形にするんだと話すHYDE
すべて絞り出して完成させようぜ、と。
ライブ映えする曲が多く、ライブ会場でファンと一体となることで、
本当の意味でのアルバム「anti」が完成するということなのだろう。
“ANOTHER MOMENT”では全員をしゃがませて、HYDEの合図でジャンプからスタート。
飛び跳ねすぎてめっちゃ足痛い。それでも楽しい。
<アンコール>
アンコールではHYDEの2ndアルバムから”COUNTDOWN”を。
往年のファンへのサービスなのかもしれないが、
第2形態の雰囲気とアンマッチで、会場の盛り上がりもイマイチだったと思う。
その次にやったVAMPSの”AHEAD”は本日一番の盛り上がりかも。
VAMPSの中でも人気の高いナンバーであるし、
なにより私がVAMPSにはまったきっかけの曲でもある。
よく演奏してくれた! ちょっと涙が出てきそうだった。体験できて感激!
この曲のとき、HYDEが昨日はギターの師匠の命日?で、
師匠のギターで演奏するんだと言っていたが、誰のことだろう。
ラストナンバーはDURAN DURANのカバーの”Ordinary Would”を。
HYDEアレンジかっこいいね。
HYDEいわく、ライブで騒ぐだけならいいけど、最後にロックバラードを持ってくるとしっかり声が出るか心配と。
観客にスマホのライトを付けさせ、ステージに向けさせる。
ホタルみたいできれいと感激のHYDEだった。
日本語にすれば、普通の世界と。なんでもない名前なんだけど、
その大事さは失ってから初めて気づくとHYDEは話していた。
最後は天井からプラネタリウムのように会場全体を無数の小さい丸い光で照らす。
それはL’Arc~en~Cielの初期のラストナンバーである”white feathers”で、
羽を降らす演出のようだった。とてもきれいで思わず見とれた。
<ライブ後>
今のHYDEを感じることができてよかった。
声もルックスもステージパフォーマンスも50歳とは思えない。すごすぎる。
第2形態はアメリカに挑戦するためのスタイルだと思う。
50歳になり、残りの音楽人生を考えて上記の決断をしたのではないか。
L’Arc~en~Ciel、VAMPSの看板もなしで。
HYDEのロックがアメリカで受け入れられることを祈って。
コメント