ヘヴィメタル　フェスを応援したい

ヘヴィメタル　フェスを応援したい。

そう思った。というのも、ヘヴィメタルフェスで最近暗いニュースが多いからだ。

■メタルフェスの終了が相次いでいる

2018.05.24

LOUD PARK事務局からのお知らせ

https://www.creativeman.co.jp/2018/05/24/53543/

引用

LOUD PARKの開催有無についてのお問い合せを数多くいただいておりますが、

残念ながら本年のLOUD PARKは開催を見送る事となりました。

2006年から続いていたLOUD PARKが2017年で終了した。

2019.05.31

EVPより事業休止のお知らせ

引用

つきましては2019年末をもって、株式会社ACKエンタテインメント / Evoken de Valhall Production.の興行事業を一時休止させて頂きます。

2018年Nocturnal Ritesを招聘してくれた、

Evoken de Valhall Production.（EVP）も2019年で終了する。

LOUD PARKは一日中ヘヴィメタルを浴びて過ごせる空間。

年に1度の楽しみ（帰るべき場所）がなくなるのはつらい。

ただ日本でのヘヴィメタルの大衆性が低いのも事実。

EVP代表のYama氏は過去のインタビューでこんなことを。

Ethereal Sin / Rakshasa / Evoken de Valhall Production代表 Yamaインタビュー

https://toppamedia.com/interview-edvp/

引用

実の所を申し上げますと、興行を始めた頃はずっと赤字ばっかりだったんですよ。それが、去年トータル累計プラスマイナス0にやっとなりました。

EVPは他では呼べないバンドを呼んでくれるのだが、

逆を言えば採算の取れない可能性があるということ。

Yamaインタビュー引用

「1000万まで赤字が出たらアウトかな……。」と、何回もクローズするかしないか迷った時期がありました。

おそらくそれ以上の赤字が出て、

終了する流れとなったと思われる。

■メタルフェスの魅力とは

ここでメタルフェスの魅力について考えたい。

・単独では来日公演できないバンドが来日可能

・「チケット代/バンド数」で見ると単独公演より安価

・新しいバンドとの出会い

・既知のバンドの再評価

・フェス飯

・メタルファンの集まる場所の提供

こんなところだろうか。

ファンにとってメリットが多いと思う。

また来日するバンドにとっても、

・単独公演より大きな会場で開催

・新しいファンの獲得

というメリットがあるだろう。

・・・ただ、ここにはプロモーターのメリットが、

もっと言えば会社として収益を上げるスキームがないのかもしれない。

プロモーターも慈善事業ではないので、

赤字が続けば倒産となってしまう。

Yamaインタビュー 引用

苦労した点を言いますと、Evoken de Valhall Productionにしか呼べないバンドというのは、言い換えるなら、イコール採算取れるか取れないか分からないバンドという事でもあるんです(笑)。つまりは興行的なリスクも当然ある訳なんです。実の所を申し上げますと、興行を始めた頃はずっと赤字ばっかりだったんですよ。それが、去年トータル累計プラスマイナス0にやっとなりました。自分にとっては、興行はお金の為にやってるわけではないのですが、一応企業ではあるので倒産してしまったら元も子もないので、それなりに採算が取れるバンドでないと招聘できないと言う現実があります。このダブルバインドに悩まされていました。本当にこれに関しては一番辛い点ですね。

■メタルフェスを応援するには

プロモーターの収益が上がるためにはどうすればよいか。

・観客動員数を上げる

・物販の売上を上げる

・クラウドファンディングをする

上2つはわかりやすい。

友人や知人とフェスに行く。物販を利用する。

またインターネットで情報を拡散するのも手だろう。

クラウドファンディングはプロモーターによっては

行っていた例もあった。

Evoken Fest 支援プロジェクト

https://camp-fire.jp/projects/view/77197