PATA(ソロ、P.A.F.、Dope HEADz、Ra:IN) アルバム紹介

Review
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2020年1月2日一部更新。

PATA Official PV

X JAPANのギタリストのPATAのレアなアルバムを紹介。
ギタリストといえばhideがいるし、ボーカルのTOSHIや、
ドラムとピアノ担当でリーダーのYOSHIKIがいるので、
PATAと言っても「だれ?」というのが一般的なイメージではなかろうか。

X時代初期は赤色のモヒカンヘアー、
中盤以降から現在まで茶色パーマヘアーが特徴。

ギブソンレスポールから繰り出される重厚なサウンドが特徴。
オーソドックスなハードロックを好む。


PATA名義

“PATA” 1993年

PATAの初のソロアルバム。
X JAPANと同じことをしても仕方ない、と。
インスト6割、歌もの4割である。
James Christianがボーカル、
ベースはPATAの尊敬するJeff Beckと活動した、
Tim Bogertが参加している。
彼の素晴らしいベースソロを聞くために、
買ったといっても過言ではない。
全体的にロックが展開されている。

“Raised on rock” 1995年

PATAのセカンドアルバム。
ゲストが減ったが、内容は前作の延長線。
インストの”Fly Away”は胸打つものがある。


P.A.F.名義

“Patent Applied For” 1998年

PATAとNoBのユニット。
2曲だけ女性ボーカルも参加。
B’zのようなロックを展開している。

“PAT. #0002″ 1999年

女性ボーカルが抜けて、
リズム隊が固定になりバンド体勢に。
インストが増えた。
Crazy Cool Joeのベースかっこいい。


Dope HEADz名義

“PRIMITIVE IMPLUSE”  2001年

X JAPANのベースHEATHとhide with Spread BeaversのI.N.Aとともに
ボーカルJO:YAを迎えて結成。
アルバムタイトルの「初期衝動」にふさわしい、
hide風の曲から、デジタル打ち込みまで、
気の赴くままに作られたバラエティーに富んだ作品。
JO:YAの声はよい意味で普通であり、
一般受けしやすいと思う。

“PLANET OF THE Dope” 2002年

ボーカルがRavecraftのShameに交代。
声が高く、またヴィジュアル系らしいところが好き嫌い分かれるかも。
個人的には大好物で、RavecraftやShameソロも追いかけるほど。
アルバム曲調は前作の延長上のものであるが、
よりメロディを押し出したロックになっていて安心できる。
アルバム出して、ツアーを回るというルーチンワークの中で、
大事にしていた「初期衝動」が失われたとして活動休止した。


Ra:IN名義

“The Line” 2003年

スリーピース、インストバンド。
3人でありながらヘビーなサウンド。
サウンドのこもっている感じも狙っているのかな?
アルバムは六角形の特殊ケース。

“BEFORE THE SIREN” 2006年

インストメインだが1曲ボーカルあり。
ヘビーな路線は変わらぬものの、
空間的な広がりが新しい。

“METAL BOX” 2008年

キーボードにhide with Spread Beaverの
DIEが加入した。
ボーカルありが5曲に増えた。
キーボードが加わりより空間的な広がりが増した。
アルバム・タイトルにメタルとあるが、
展開されているのは王道なロックサウンド。

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