VAMPS アルバム紹介

Review
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L’Arc~en~CielのボーカルのhydeとOblivion DustのギターのKAZによるロックユニット。もともとHYDE時代よりKAZと共同で作業しており、結成は自然な流れだろう。hydeの自伝によれば、早く結成したかったがKAZが前のバンドの関係でユニットを組めず、hydeのソロを支援する形になったようだ。2008年に結成し、4枚のオリジナルアルバムを発表し、2017年に「冷却期間が必要だ」と説明し活動休止した。

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“VAMPS” (2009年)

VAMPSジャケット

おすすめ度:☆☆
1stアルバム。#1の短いSEから、1stシングルでもある#2へ。一撃必殺というよりかは噛めば噛むほど味が出てくる感じの曲だ。ちょっとギターリフが地味かも。#5 “EVANESCENT”は悲哀を感じるメロディが疾走する管理人のお気に入り曲。#7 “REDRUM”のリフ一発という感じも好きだ。#8 “DEEP RED”のギター単音メロにベースのゴリゴリが絡み合うイントロが印象的。#12 “HUNTING”は掛け声ありのライブ映えの短いインスト。hydeの目指すかっこいいロックのカタチがこのアルバムにある。

“BEAST” (2010年)

BEASTジャケット

おすすめ度:☆☆☆
2ndアルバム。前作から1年のインターバル。#1の短いSEから、ベースイントロで始まる#2へ。ダークな感じだけどサビはしっかり盛り上がる。#3は逆に陽気なギターリフが心地よい、ハッピーソングだ。#4はさわやかなギターリフが特徴のミドルテンポの曲。ドラムのフィルとか最高。こういうサビが管理人の好み。ここまでのシングル3連発は強いね。#7はインダストリアルなナンバー、#9は曲名の通りピアノで始まるロックバラード。#12は中東風?な短いインスト、そしてラストの#13へとつながる。前作はHYDEの延長線上にあった感覚があるけど、本作でVAMPSになったと思う。くっきりとした音の作りやアメリカのメインストリームなロックの作風など今後のVAMPS、そして2018年に復活したHYDEソロへとつながっていく。

“BLOODSUCKERS” (2014年)

BLOODSUCKERSジャケット

おすすめ度:☆☆
3rdアルバム。前作から4年のインターバル。短いインストの#1がこれまでのSEと違い、空間的な広がり、表現力向上を感じる。#2がシンセで始まり、エコーのかかったギターで浮遊感もある。曲調はアメリカのメインストリームロックである。アルバムの実質1曲目とするにはちょっとつかみが弱いかも。#4 “AHEAD”はシングル曲であり、VAMPSの方向性をよく示した楽曲なのでアルバムの始めにもっておいたほうがよいと思う。#6のサビメロの哀愁感もいいな。#7はバラード。#9や#10はシングル曲で、やはりキャッチーだ。#11はタイトルチューンだが1分半と短い。アルバムジャケットは今作と次作はアメコミキャラクター風になったところもターゲットや方向性のアメリカから来ているのだろうか。前作や前々作のようなシンプルだけど現実感のあるほうがかっこよかったと思う。

ミュージックビデオ

VAMPS – LOVE ADDICT from 1st album “VAMPS”

デビューシングル。嚙めば噛むほど味が出る曲。

VAMPS – EVANESCENT from 1st album “VAMPS”

哀愁を感じるメロディが疾走する管理人のお気に入りの1曲。hydeの声がとてもマッチしていると思う。

VAMPS – DEVIL SIDE from 2nd album “BEAST”

ベースイントロ、ダークなAメロ、でもサビは盛り上がるという新しい感じの曲。

VAMPS – ANGEL TRIP from 2nd album “BEAST”

陽気なギターリフが気持ちいいハッピーソング。

VAMPS – MEMORIES from 2nd album “BEAST”

さわやかなギターリフが特徴的。ドラムのフィルとか最高。切ないサビメロが管理人の大好物。

VAMPS – AHEAD from 3rd album “BLOODSUCKERS”

キャッチーなサビが耳に残るロックチューン。

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