SHAMAN アルバム紹介

Review
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SHAMAN(シャーマン)はブラジルのメロディック・スピードメタルバンド。ANGRAを脱退したボーカルのアンドレ・マトス、ベースのルイス・マリウッティ、ドラムのリカルド・コンフェッソーリに、ルイスの実弟でギターのヒューゴ・マリウッティによって結成された。

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RITUAL (2002年)

おすすめ度:☆☆☆
本家のANGRAが”REBIRTH”で完全復活を遂げたから、絶対に失敗できない脱退組によるデビューアルバム。結論から言うと、良作だけど本家が一枚上手だ。サウンドの広がりや民族音楽との融合などANGRA時代から進化している。ただ、メロディック・スピードメタルから距離を取ってしまった印象だ。映画のように情景が浮かぶインストの#1から疾走キラーチューン#2″Here I Am”でつかみよし。#7の荘厳なコーラスのあるバラードも魅力的だ。ラストの#10は疾走曲なんだけどやや淡泊である。メロの充実した力作であることは間違いない。

REASON (2005年)

おすすめ度:☆☆
2ndアルバム。メロディック・スピードメタルからの脱却か。スローでダークな印象。だが、管理人は好きだよ。ゴリっとしたリフの#1や悲壮感漂うタイトル曲の#2、カバーの#3もアルバムに合っている。悲痛の叫び的なバラードの#4はメロが心にしみる。アンドレ・マトスらしからぬ作風であるが、新たな一面としてポジティブにとらえたい。

IMMORTAL (2007年)

おすすめ度:☆☆☆
3rdアルバム。ドラムのリカルド・コンフェッソーリ以外のメンバーが脱退し、ティアゴ・ビアンキ、レオ・マンシーニ、フェルナンド・ケサーダを迎えて製作した。楽器隊のタイトな演奏がかっこよく、特にギターがファインプレーである。ボーカルもハイトーンでよし。#6は本家ANGRAでもいけそうな名バラードだ。#7は力強い疾走曲。民族音楽成分は薄れたが、前作よりもメロディック・スピードメタルに回帰が顕著でよい。「不死」というアルバムタイトルにふさわしい力作である。

その後

2009年はドラムのリカルド・コンフェッソーリはANGRAに復帰した。SHAMANと掛け持ちとなる。

2010年に”ORIGINS”をリリースした。

2013年に再びリカルド・コンフェッソーリ以外のメンバーが脱退した。

2014年にドラムのリカルド・コンフェッソーリはANGRAを再び脱退した。

2018年にボーカルのアンドレ・マトス、ベースのルイス・マリウッティ、ギターのヒューゴ・マリウッティが復帰し、オリジナルラインアップで記念ライブを行った。

2019年にはアンドレ・マトスが急逝し、アリリオ・ネット(元AGE OF ARTEMIS)が加入した。

2020年にはシングル”Brand New Me”をリリースした。

2021年現在も活動中。

SHAMAN| FAIRY TALE
SHAMAN| REASON
SHAMAN| BRAND NEW ME

ロックダウンセッションのSHAMAN FEST 2を実施し、最新ラインナップでのライブ映像がある。

SHAMAN FEST 2| SHOW SHAMAN


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