DRAGONLAND アルバム紹介

Review
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スウェーデンのシンフォニックパワーメタルバンド。ギターのニクラス・マグナソンを中心に結成された。2018年のEVOKEN FESTでの来日公演も見ることができて、管理人的には愛着のあるバンド。2001年に1stアルバム”THE BATTLE OF THE IVORY PLAINS”を、2002年に2ndアルバム”HOLY WAR”をリリースした。1stアルバムは輸入盤しか手に入らない。2ndアルバムは日本のインディーズレーベルから配給された。この2枚はメロディック・スピードメタルであった。

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“STARFALL” (2004年)

おすすめ度:☆☆☆
3rdアルバム。日本の国内盤は本作から。メロディック・スピードメタルを期待すると衝撃を受ける。疾走曲の#7のみ。#9~#11は三部作でまるで映画のサウンドトラックのようだ。音楽的な表現力がすごいと思う反面、マニア向けな感じになっていて一般的には少しとっつきにくい印象だ。ボーナストラックの#12″Rasty Nail”はX JAPANのカバー、#13″Sole Survivor”はHELLOWEENのカバーで両方とも管理人も好きなので最高だ。特に#12は日本語歌詞を忠実に歌っていて好感が持てる。

“ASTRONOMY” (2006年)

おすすめ度:☆☆
4thアルバム。前作がバンドで作詞作曲であったのに対し、今作はギターのオロフ・モルクとキーボードのエリアス・ホルムリッドが筆を執っている。#1のスケールの壮大さに驚く。プログレほどではないが、難解な構成となっている。#6は前作の三部作の続編にして完結編。#7のイントロや畳みかけるボーカルやアウトロがかっこいい。#10~#12は新しい三部作。#11のギターメロディは耳に残る。インストで作ったため、聞き手にかなり集中力を要求する形となっている。#13はTNTの名曲カバーなんだけど、この曲が一番キャッチーで印象深いというのがいかんともしがたい。

その後

2011年に5年ぶりの5thアルバム”UNDER THE GREY BANNER”を発表した。ギターで結成時の中心人物だったニクラス・マグナソンはこの年にバンドを離れた。ドラムのイェッセ・リンドスコグがギターに転向し、新しいドラムが加入した。ベースもメンバーが変わった。これ以降、実に10年も新しいアルバムが出ていない。メンバーがほかのバンドも掛け持ちしているためか。ギターのオロフ・モルクは2008年からAMARANTHEを結成し、精力的に活動中である。

DRAGONLANDのFacebookを見ると、2021年5月現在、新しいアルバムのボーカルパートをレコーディングをしているようだ。

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