FULL METAL JAPAN 2026 ~Powered by WACKEN~ 1日目

LIVE
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新たなヘヴィメタルの祭典がぴあアリーナMMにて開催された。
2026年10月24日(土)と10月25日(日)の2日間の日程。

FULL METAL JAPAN 2026 powered by WACKEN Final Trailer

秋のヘヴィメタルの祭典と言えば、Loud Parkであった。
2006~2017年まで毎年開催していた。
しかし、その後は不定期開催となり、2023年、2025年となった。

また、2025年は出演バンドがメタルコアとなっていたこともあり、
NIGHTWISHやSTRATOVARIUSが出演した2023年から随分と経ったような印象があった。

そう待ちに待った、待ち焦がれていたイベントなのである。

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会場まで

地元は雨。駅までがちょうど雨が強いときであった。
会場では傘は持ち込めないだろうと思い、折り畳み傘で乗り切った。

行きの新幹線はタイミングが悪く混雑した状態。
混雑のアナウンスが出るレベル。雨のせいか蒸し暑かった。

新横浜駅で降り、横浜駅の中で一緒に行く方と待ち合わせ。
早速荷物はロッカーに預けた。まさかのラスト1か所であった。
土日祝日限定の手荷物預かりもあったが、
20時で終わりということで条件を満たさず。

カフェでコーヒーとサンドイッチをいただき、会場のある桜木町駅へ。
特に案内などはなく、大体の方向で歩くと行き過ぎて戻ることに。
そして、こちらも雨。さては地元で降っていた雨がこちらにきたか。

けがの影響もあり、歩きやすく底が厚めのスニーカーで来ていたので、
雨で若干浸水する羽目に。気持ち悪い。

到着すると、リストバンドをして、中へ。
ドリンク代はなかった。また傘の回収もなし。普通に持ち込めた。

会場に入ると、暗くなり、SEが流れ始めた。
暗い中ではあったが、席を見つけてスタート前に間に合った。

Gus G. & Ronnie Romero

ギリシャのバンド、FIREWINDのギターのガス・GとRAINBOWやMSG、次に出演するバンドVANDENBERGに参加経験のあるボーカル、ロニー・ロメロ。

Steel Burner
まずは3ピースでインスト。ガス・Gのギターの音がきれい。

ベースはマルチスケールのタイプで、アンプはアンペグ。
低音域はなかなかの爆音で、また歪みも強くアタックの音も大きい。

ドラムも音圧がすごかった。

Bring The Rock

ガス・Gの「ロニー・ロメロ」のMCで、登場。歌声がしっかり聞こえる。
この辺、音作りが素晴らしかった。
過去にLoud Parkでもロニー・ロメロの歌声は素晴らしかった。
若干熱すぎる気もするけど。

The Mob Rules

BLACK SABBATHのカバー。このギターリフ、盛り上がる!
ボーカルがロニー・ジェイムス・ディオ時代の曲をカバーしてくれて感謝。

Kill The King

RAINBOWのカバー。この曲も歌はロニー・ジェイムス・ディオ。
みんな好きだよね。テンション上がる。

Frenemy

My Premonition

Highway Star

DEEP PURPLEのカバー。M/Cの裏でたたくドラムのリズムでもうわかる。
キーボードソロもギターソロもガス・Gの独壇場。
めちゃくちゃにテクニックで弾き散らかすのではなく、
原曲のメロディをなぞりつつ彼のエッセンスを少し入れる。

I Am The Fire
ロニーは「この曲はガス・Gが若い時の・・・」とMCしていたが、
ちょっとわからなかった。

Bark At The Moon
OZZY OSBOURNEのカバー。ガス・GがMCで「偉大な人物で、一緒にバンドもやらせてもらって、そのときに2回来日した」と話していた。
演奏曲がまさかのジェイク・E・リー時代の名曲。サビが「ばかだもん」と聞こえることで日本でも有名? 邦題は「月に吠える」だった。
オジーのソロのギターといえば、ランディ・ローズかザック・ワイルドのイメージが強い。ジェイク時代の曲をやってくれたあたり、渋いチョイスというか、日本人に向けてなのか、ガス・Gが思うところがあるのかなんて妄想しながら聞いていた。

War Pigs
BLACK SABBATHのカバー。オジー・オズボーン時代の名曲。

やっとガス・Gのギターを体感することができた。
速弾きスタイルであるが、1音ずつがきれいに聞こえる。
この日一番ギターがうまかったのは彼だろう。
頭の後ろにギターを持っていって弾くパフォーマンスも見せてくれた。
2000年代にギターヒーローとして登場してから、もう四半世紀。
彼の魅力が多くの人に伝わるとうれしい。

VANDENBERG

オランダのエイドリアン・ヴァンデンバーグによるバンド。
彼はデイヴィッド・カヴァデール率いるWHITESNAKEでもギターで活躍した。
現在のボーカルはマッツ・レヴィン。YNGWIE MALMSTEENやAT VANCEなどで活躍した。もちろんお目当ては彼。

機材入れ替えの待ち時間にWackenの関係者のインタビュー動画が流れていた。

画像のように元HELLOWEENで、現MASTERPLANのローランド・グラポウのインタビューやウリ・ジョン・ロートのインタビューなど。ローランドはウリのゲストとしてWackenに参加、ニューアルバム出したのでチェックしてね、また日本に行きたいねと話していた。ぜひ来てください!

AXEL RUDI PELLのインタビューとか流れたら、と期待していたがなかった。

機材入れ替えのとき、ベース、ドラム、キーボードはメンバー自らセッティングをしていた。

Fool For Your Loving
WHITESNAKEのカバー。有名な曲で盛り上がる。
マッツの声、なかなか特徴的であるが、加齢のためややマイルドに?
若干、音がよくなかった。演奏中にメンバーが調整を指示する場面も。

Your Love Is In Vain

Give Me All Your Love
WHITESNAKEのカバー。

Different Worlds

Judgement Day
WHITESNAKEのカバー。

Wait

Crying In The Rain
WHITESNAKEのカバー。

Here I Go Again
WHITESNAKEのカバー。ここも有名な曲のため盛り上がる。

Burning Heart

Still Of The Night
WHITESNAKEのカバー。ここも有名な曲のため盛り上がる。

ベースはフェンダープレベでピンクシルバーラメ。アンプはアンペグ。
ボーカルマイクも含めて、みんな有線だった。こだわり?
1時間しかない演奏時間の中で、ドラムソロあり。

一緒に行った人は「(MEGADETHのデイヴ・ムステイン)大佐に似たギターの人だなと思った」と話していた。確かに、と思った。

マッツ・レヴィン、ロニー・ロメロと系統が似ているような。
座って歌うときにカメラが寄っていくと、
スキニージーンズの股あたりが裂けているように見えた。
その後、二度とカメラは座っている彼の全身を移すことはなく、
上半身だけとなった。このフェスの唯一の事故?か。

マッツのMCに食い気味で次の曲のイントロが始まると、
全く聞こえなくなってしまった。少しお気の毒。

前作で歌ったロニー・ロメロが1つ前で出演していたから、
ゲスト参加あるかなと思ったけど、マッツに悪いので?なかった。

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食事・物販など

2バンド見終わって、トイレや食事、物販へ。トイレは2か所のみ、食事は建屋内に1か所、会場の入口を出てすぐにキッチンカーが複数台。物販はキッチンカーよりさらに遠くに。

このタイミングで物販をチラ見しに行ったが、STRATOVARIUSもMICHAEL SCHENKER GROUPも全滅。人気過ぎたのか、圧倒的な供給量不足か。

トイレも大渋滞。女性側はほぼ列なしに対して、なぜ男トイレがここまで混むのか。15~20分はかかる。

キッチンカーもどこも並んでいて、入れ替え時間での食事や休憩はあきらめた。バンドの演奏が始まると、一転、すべてガラガラに。

Loud Parkなどは複数ステージでトイレや食事の時間が分散されるのに対して、1ステージのFULL METAL JAPANは一極集中。会場もフェス向きではなく、1バンドのライブ向きであったのではないかと思う。

LOVEBITES

戻ってきたときには、残り2曲だった。ボーカルは写真撮影を英語でしゃべったり、ベースはニコニコしながら超絶で弾いていた。キラキラのお城のごときドラムセットから繰り出されるサウンドの迫力は十分。

ツインギターの熱いMidoriとクールなMiyakoのプレイ・ステージングもよかった。

ドイツ本国のWacken Open Airに参加した数少ない日本のヘヴィメタルバンドとして、その実力を遺憾なく発揮したライブだったと思う。

STRATOVARIUS

待ち時間40分あったが、30分で完了していたと思う。この辺もバンドのすごさだと思う。一方でトイレ渋滞もあり、前倒しで始めることが困難なようで、Wackenのインタビュー動画も流れない虚無の時間であった。

疲れと満腹感で席でウトウト。しかし、この後バンドのパフォーマンスで一気に目が覚めた。

大好きなバンドであるが、ライブで言うと2011年のHELLOWEENと一緒に来たとき以来。15年ぶり。

SE: Intro To STRATOVARIUS

アルバム”SURVIVE”の限定盤に収録されたライブ音源でも入っていたSE

Speed Of Light

いきなり疾走チューンで始まり、ボルテージアップ。
ティモの声は出ているし、ボーカルや楽器の音がしっかり分離していて、とてもきれいに聞こえた。
収録アルバム”EPISODE”から30周年の記念であったが、演奏したのはこの曲のみ。

The Kiss Of Judas

LIVEアルバムのようなアップテンポになったバージョンではなく、アルバム収録の速さで。

Survive

最新アルバムより。ゴリゴリのギターリフでもしっかり聞こえる。

SOS

4000 Rainy Nights

この2曲、ライブで定番化している感あり。ティモが歌いやすいのかな。この2曲が収録されたアルバム”DESTINY”は記念碑的なアルバム”VISIONS”と”INFINITE”に挟まれ、若干印象が弱い。当然、この2枚の間にあるアルバムなのでクオリティ十分、こうして2曲演奏され、再評価されるとうれしい。

Paradise

ティモが歌うの大変だと思うけど、管理人的には大好きな曲でうれしい。

Black Diamond

バンドの人気を押し上げた名曲。ティモが「イェンスのキーボードで」とMCして始まる。間奏の部分、腕を上げるのが楽しいし気持ちいい。終わりはドラムソロあり。

Eagleheart

わかりやすさで言えば、この曲も名曲だ。シンプルでかっこいい。
キーは下げていたけど、まったく問題ない。

Unbreakable

新生STRATOVARIUSで1番と言われたらこの曲を挙げる人が多いのではなかろうか。バンドも好んで演奏している。ティモが「マティアスが書いた曲だ」とMCして始まる。

Hunting High And Low

STRATOVARIUSが真にこのジャンルで圧倒的な存在感を示したのはこの曲、このアルバムからではなかろうか。物販で、Tシャツに”INFINITE”の25周年と書いてあったが演奏したのはこの曲のみ。

観客が歌う前のタイミングで、ラウリのベースソロあり。
彼のベースは歪み過ぎず、低音がボウボウしすぎず、キレイであった。
速弾きにも追従する音作りになっていて、フィンランドというとDarkglass Electronicsがあるので使っているのかなと思ったり。ベースアンプはタペストリーのようなもので隠れていて見えなかった。

大合唱で終わる。あっという間の1時間。もっと聴いていたかった。
“Forever”とか”Shine In The Dark”とかやってほしい曲もいっぱいあった。

正直このバンドを見た瞬間に、一気に満足感と達成感が来てしまった。

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MICHAEL SCHENKER GROUP

機材入れ替えの間にトイレ休憩へ。15~20分かかったかな。
席に戻るタイミングでも並んだときと同じ列の長さだったので、
いつ来てもダメだろうと思った。

Intro: Whle Lotta Love (Led Zeppelin)

暗転して、まさかの1曲全部聞くことに。
いつ来るか、いつ来るか・・・と思っていたら曲終わっちゃった。
そう思ったのは管理人だけ?

Looking For Love

マイケルの「ボーカル、ロビン・マッコーリー」の紹介で始まる。Loud Parkに出演時のMICHAEL SCHENKER FESTでも一番声の出ていた彼を起用したのはうれしい。

その一方で、ニューアルバム”DON’T SELL YOUR SOUL”のボーカル、エリック・グロンウォールは1月に日本武道館ライブに来ていたのでお預け的な感じだったのだろうか。エリックもソロで11月に来日予定で、その都合もあるだろうか。

1つ前のアルバム”UNIVERSAL”ではロニー・ロメロが歌っていた。

ロビン・マッコーリー、ちゃんと歌えているし、ステージングもしっかりしていたが、もう73歳。

この曲、ドラムがかっこいい。決めフレーズも緊張感もドラムから。
原曲はコージー・パウエル。

Red Sky

バンドのトータルの音、悪くないけど、STRATOVARIUSと比べてしまうと少し劣っていた。この辺は圧倒的なカリスマのマイケル・シェンカーが率いるバンドか、バンドのトータルで勝負しているSTRATOVARIUSの違いかもしれない。

Emergency

アルバム”UNIVERSAL”より。ロビンは新しい曲も歌ってくれるのか!

Rock You To The Ground

あまり聞いていなかった”ASSAULT ATTACK”(邦題:黙示録)より。
ボーカルはグラハム・ボネット。なんとなくこの時代の曲の雰囲気があった。

Into The Arena

言わずと知れたインストの名曲。ベースソロでは、サドウスキーのPJタイプにEBSのアンプを使っていることに気づく。歪みはほとんど感じられず、温かみのあるベースサウンドであった。

Ready To Rock

Drum Solo

Don’t Sell Your Soul

最新アルバム”DON’T SELL YOUR SOUL”のタイトルチューン。一聴して覚えられる耳なじみのいい曲だ。

Cry For The Nations

往年のナンバー。キーボードが印象的。

Captain Nemo

“Into The Arena”が圧倒的過ぎてやや影が薄いが、こちらも素晴らしいインストゥルメンタル曲。初めてライブで聴けて感激。

On And On

サビのところが印象的なナンバー。ロビン大健闘。

Attack Of The Mad Axeman

タイトル、イントロの泣きギターフレーズ、独特なサビなど、くせになる楽曲。こちらもロビン大健闘。

Bass Solo

こちらはとても短めのもの。

Sail The Darkness

“IMMORTAL”より。

Armed And Ready

ギターのリフもソロも、ギターの弾く人なら一度はコピーしたい名曲だ。いつ聴いても気持ちがいい。

Desert Song

“ASSAULT ATTACK”(邦題:黙示録)より。渋すぎる?

A King Has Gone

ロニー・ジェイムス・ディオのことを歌った曲だと紹介があった。アルバム”UNIVERSAL”より。発表時にも上記の理由で話題になり、ゲストボーカルはマイケル・キスク(HELLOWEEN)。
「Rainbow Rising」「Heaven And Hell」など彼に関するワードを織り込んだ歌詞となっている。

Rock My Nights Away

キーボードのリフが印象的なナンバー。ド定番。

Let Sleeping Dogs Lie

往年のナンバー。

Assault Attack

マイケルから「あと1曲、いや2曲やっていいかな? ゲストがいる」という話から、ロニー・ロメロが登場し、この曲を歌った。

若干、緊張していた? 途中からイヤモニを外して歌っていた。
どういう選曲で彼が歌うことになったのだろうか。

Doctor Doctor

UFOの曲。今回、MSG以外の曲はこの曲のみ。意外。
“Rock Bottom”や”Lights Out”や”Only You Can Rock Me”や”Too Hot To Handle”など定番のほかのバンド曲をやらずに終わるとは。

もちろんこの曲も盛り上がるし、演奏しているマイケルが楽しそう。
ロングコートに寒冷地用の帽子という姿で最初から最後まで演奏していて、
途中ドアップのカメラ映像ではギターを弾いている手から汗が飛ぶシーンも見られた。

管理人はアルバムで言うと、”THE MICHAEL SCHENKER GROUP”(1980、邦題:神 帰ってきたフライング・アロウ)と”MSG”(1981、邦題:神話)と”BUILT TO DESTROY”(1983、邦題:限りなき戦い)の初期作品のうちゲイリー・バーデンがボーカルだったころだけしか聞いていなかったけど、ほぼセットリストの中が上記3作であったので問題なかった。今回のボーカルのロビン・マッコーリーの作品からの曲がなかったのは少し悲しい気もするが。

“ASSAULT ATTACK”(1982、邦題:黙示録)から3曲もあり、ボーカルもグラハム・ボネットなので今後聴きたい。

ギターのテクニックの点ではガス・Gに軍配が上がるだろうが、彼の感情の入ったプレイ、
産み出してきた楽曲・フレーズで、やはり「神」だと感じた。

終わったら21:20で、予定の終了時刻を10分オーバーしていた。
最終の新幹線に間に合わないことはわかっていたので、近くで1泊して、帰宅。

2日目も迷ったけど、けがもあり、家のこともあり、帰ったらぐったりであった。
今回はこういう参加の形が管理人にとっての正解だったと思いたい。

物価高、円安で外国のバンドを日本に招待しづらいことも考えると、
今回のイベント実施は本当にありがたかった。次もあるといいけれど。

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