はじめに
大学でバンドサークルデビューをする方、会社員(サラリーマン)をしながら趣味でバンドをライブする方、そんな方々の参考になればと思い、管理人のバンドライフを書いてみた。こんな生活が待っているのかもしれない、メンバー探し、バンド名の付け方、バンド運営方法など参考になれば幸いである。バンドを生涯の趣味としてやっていき音楽で彩りのある人生を送りたい、そんな思いでやっている。
目次
序章 高校時代
第1章 大学時代
最初のバンド 活動期間:3ヶ月
教訓
2つ目のバンド 活動期間:3年
3つ目のバンド 活動期間:6ヶ月
教訓
序章 高校時代
父親のフェルナンデスのベースを借りて、独学で練習開始。楽譜を見ながらコピーする日々。コピーするのは主にスピッツの8ビートの曲。まず1曲通して弾けるようになって、達成感を味わうと次の曲、次の曲と意欲が増したのを覚えている。
8ビートになれたあとは、バラードでリピートの少ない曲に挑戦し、演奏できるようになったときは感激した。このころは大学に入ってバンドを組んでライブで演奏することを夢見て、もくもくと練習していた。家でひたすらベースを弾く・・・だいぶ根暗な感じだ。
筋肉少女帯、特撮のボーカルの大槻ケンヂの「ステージでライトを受けるとかっこよく見えてモテる」という言葉を信じて(笑)。
第1章 大学時代
最初のバンド 活動期間:3ヶ月
音楽部に入って、新入部員の中で組んだ。最初の集まりで、ガイダンス後に「バンド組んで、リーダー決めてください」って言われて出遅れた3人が集まって結成した。ギタリストもドラマーも大学に入ってから始める子。バンド名は全員の名字の頭文字をとってつけた。
はっきり言ってこのバンドは時間の無駄だった。ドラマーは練習に遅刻が当たり前の上、突然の欠席もした。なにより練習してこなかった。
このままではまずいと思い、ギタリストと結託して、
「ドラマーにはやめてもらわないとこのバンドは成立しない」
「でも解雇するなんて言ったら怒るかもしれないから解散にしよう」
という形で解散となった。
教訓
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- 練習の遅刻、突然の欠席するメンバーとはバンドを組めない。
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- メンバーの解雇で困ったら、バンド解散という手もある。
2つ目のバンド 活動期間:3年
最初のバンドのギタリストと2人でスタートした。バンド名はかっこいい響きの5文字の日本語から。2つ候補があって、採用しなかった名前は「サモナイト」である。
1年目の学祭ライブには出られなかった。その日までにドラマーが見つからなかったから。そのあともメンバー集めで苦労をした記憶がある。どういう経緯でメンバーが集まったか忘れてしまった。リードギタリストが一度入ったが、すぐに辞めてしまった。
それでもギターボーカル、リードギタリスト、ピアニスト、ドラマーが集まり、6人編成となった。ドラマーが顔の広い子でギターボーカル、リードギタリストを連れてきてくれた。2年目の学祭ライブに出ることができた。なにげにオリジナル曲も作って演奏できた。ただ、オリジナルは観客にとって知らない曲なので、盛り上がりはいまいちだったが(苦笑)。
ピアニストの家に6人で泊まり、日中に作戦会議や曲の構想を膨らませ、深夜の安い時間帯にスタジオに入り演奏しながら、オリジナル曲のアレンジをした。これはめちゃめちゃ楽しかった。
6人いるとスケジュール調整が大変だった。また管理人も含めて主張が強いメンバー側は、ぶつかることも多かった。周りに合わせるメンバー側は大変だったと思う。リーダーがいないということも特殊だったと思う。これは最初のバンドから一緒のギタリストと決めたこと。
全員が主体性を持ってできるようにリーダー不在。というか全員がリーダーみたいな。バンドとしての意思決定が全会一致もしくは多数決のため、遅かったと記憶している。
3年目の学祭ライブを経て、解散となった。メンバーのひとりから、「4年目の学祭ライブも続けるか?」という問いかけにメンバーそれぞれが検討して、出した結論が解散だった。解散に当たって、オリジナル曲の権利や、再結成の条件なども決めた気がする。ただ、当時のメールが見られなくなった今、確認する手段がなくなってしまったが。
3つ目のバンド 活動期間:6ヶ月
2つ目のバンドのリードギタリストが持ってきてくれた、ベースサポートの話。ボーカルの子がメンバーを探していて、ギタリストとドラマーが見つかったが、ベーシストが見つからなかったようだ。ボーカルの好きな洋楽パンクを演奏した。数回の練習、学祭ライブで解散した。(3年目の学祭は2つのバンド掛け持ち)
勢いがありノリのよい曲だったので、なかなか盛り上がった。管理人もバンド運営抜きでベースに集中できる、メインのバンドのほかのメンバーと演奏できる、とてもいい機会だった。ちなみに、どちらのバンドをやっても、モテることはなかった(笑)。女子高生に受けがよいと聞いて、Janne Da Arcの”Dolls”を演奏したのは内緒。
教訓
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- 顔の広いメンバーがいるとメンバーが集まりやすい
- 全員リーダーのメリット:全員が主体性を持つ、達成感を得られる
- 全員リーダーのデメリット:意思決定に時間がかかる
- バンドの形はさまざま。
メンバーを固定して数年続けるパターンもあれば、
1度のライブのために集まるバンドもある。 - バンド解散時に曲やバンド名の権利や再結成時の条件を
決めて残しておくとよいと思われる。あとでもめないために。
<わたしのバンドライフ~社会人時代~>に続く
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