ふと、再結成後のほうが長いバンドについて調べてみたくなった。少し前になるが多くのベテランバンドの再結成祭りみたいなものがあった気がする。あの頃は若くて衝突したが、大人になった今ならうまくいくというものだろうか。それとも、解散後がうまくいかず再結成してもう一度メジャーシーンに返り咲こうということなのか。そこにはBIGになるという野望と金銭的なものもありそうだが。
インディーズ時代を含めると前身バンドとかややこしくなるので、スタートは一律でメジャーデビューした年とした。
補足:現在とは執筆当時の2020年としている。
DEEP PURPLE
“Throw My Bones” (2020)
活動期間
メジャーデビューから解散前:8年(1968年~1976年)
再結成:36年(1984年~現在に至る)
スタジオアルバム
解散前:10枚(1.25枚/年)
再結成:11枚(0.31枚/年)
MEGADETH
“Dystopia” (2016)
活動期間
メジャーデビューから解散前:17年(1985年~2002年)
再結成:18年(2004年~現在に至る)
スタジオアルバム
解散前:9枚(0.53枚/年)
再結成:7枚(0.39枚/年)
ANTHEM
“Black Empire” (2019)
活動期間
メジャーデビューから解散前:7年(1985年~1992年)
再結成:19年(2001年~現在に至る)
スタジオアルバム
解散前:7枚(1枚/年)
再結成:9枚(0.47枚/年)
X JAPAN
“Jade” (2011)
活動期間
メジャーデビューから解散前:8年(1989年~1997年)
再結成:13年(2007年~現在に至る)
スタジオアルバム
解散前:4枚(0.5枚/年)
再結成:0枚(0枚/年)
LUNA SEA
“宇宙の詩 〜Higher and Higher〜” (2019)
活動期間
メジャーデビューから解散前:8年(1992年~2000年)
再結成:10年(2010年~現在に至る)
スタジオアルバム
解散前:7枚(0.86枚/年)
再結成:3枚(0.3枚/年)
筋肉少女帯
“ボーン・イン・うぐいす谷” (2019)
活動期間
メジャーデビューから解散前:11年(1988年~1999年)
再結成:14年(2006年~現在に至る)
スタジオアルバム
解散前:12枚(1.09枚/年)
再結成:8枚(0.57枚/年)
DEAD END
活動期間
メジャーデビューから解散前:3年(1987年~1990年)
再結成:11年(2009年~現在に至る)
スタジオアルバム
解散前:3枚(1枚/年)
再結成:2枚(0.18枚/年)
まとめ
今回取り上げた(というか管理人が思いつく再結成した)バンドは再結成後のほうが活動期間が長い。理由は前述のとおりだろうか。
活動期間が長いものの、スタジオアルバムのリリース頻度は下がっている。理由はいくつか考えられるが、近年のCD販売数の低下に伴う収益源がライブへのシフトした点が大きいのではないか。特にバンド結成〇周年記念ライブ、〇リリース〇周年記念アルバム完全再現ライブなどをよく見る気がする。
どのバンドも再結成して、ニューアルバムを発表しているが、X JAPANだけはいつになっても出ない!! そろそろメンバーの年齢的なところもあるし、引退までにアルバムが出たらいいね、くらいの気持ちで待っていたほうが精神衛生上よろしいかもしれない。って前回の記事で書いたけど、DEEP PURPLEはメンバー全員70歳を超えているが、2020年もアルバム出したぞ! 最後のアルバムという謳い文句だけど、ライブができない時期にアルバム作りそうなことを言っていたぞ! がんばれ、X JAPAN!
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