日本では世界三大ギタリストのひとりとして有名であったイギリス人のジェフ・ベックが2023年1月10日に78歳で亡くなった。死因は細菌性髄膜炎とのこと。ご冥福をお祈りします。
世界三大ギタリストの中でも、ボーカルとギターをするエリック・クラプトン、LED ZEPPELINのギターのジミー・ペイジに対して、ソロギタリストでありインストゥルメンタルを基調とするジェフ・ベックは若干玄人向けという印象だ。だが、そこがかっこいい。
そんな彼の来歴や作品を振り返りたい。
来歴
1944年 イギリスのロンドンで生まれる。
1965年 THE YARDBIRDSにギターとして参加。エリック・クラプトンの後任として。
1966年 THE YARDBIRDSから脱退。一時期ジミー・ペイジとツインギターとなっていた。
1967年 JEFF GROUP BECKを結成。自身がリーダーを務める。
1972年 JEFF GROUP BECKを解散。BECK, BOGERT & APPICEを結成。
1974年 BECK, BOGERT & APPICEが自然消滅。
1975年 ソロ名義でインストゥルメンタルアルバム”BLOW BY BLOW(邦題:ギター殺人者の凱旋)”を発表。アメリカでゴールドディスクを獲得。
以降、ソロで活動していた。
2022年 俳優ジョニー・デップとアルバム”18″を発表。
音源紹介
多数ある音源の中で、管理人としては、インストゥルメンタルアルバムや楽曲を紹介したい。
ジャケット画像をクリックすると楽天市場に飛びます。
“BLOW BY BLOW(邦題:ギター殺人者の凱旋)” (1975年)
ソロ名義での初のアルバム。それでアメリカのゴールドディスクを獲得。名盤として名高い。ハードなナンバーからバラードまで。特に#4、#5、#6、#9がおすすめ。ギタリスト必聴アルバムだ。
“WIRED” (1976年)
名盤からわずか1年で新作リリース。特に#1、#5がおすすめ。
“WHO ELSE!” (1999年)
デジタル、テクノとロックの融合。大ベテランが新しいサウンドを手に入れ、世に問うたアルバム。管理人としては大賛成。特に#1、#2、#3、#4、#7、#10がおすすめ。特にと言いながらほぼ全曲だ。とにかく聞いてほしい。デビュー35周年を迎えてなお進化するサウンドと伝統のサウンドが収録された名作だと思う。
彼の多彩な演奏も見てほしい。”WHO ELSE!”の#1″What Mama Said”のTVスタジオライブ演奏。
当ブログでの取り上げ記事紹介
せっかくなので、ほかの記事でもジェフ・ベックについて触れているので、興味があったら確認してみてほしい。
世界三大ギタリストなどの変遷について。
ジェフ・ベックの泣きギターのおすすめ曲について。
まとめ
ジェフ・ベックの来歴やおすすめの音源紹介をした。世界的なギタリストが亡くなったとニュースで取り上げられていたが、よく知らないという方にはぜひとも聴いてほしい。
来日公演も多かった彼なので、参戦したかったなぁ。後悔先に立たず。
改めてご冥福をお祈りします。
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